国鉄・DD54形ディーゼル機関車
画像をクリックして拡大写真をご覧下さい。
DD54形ディーゼル機関車は、借入機関車DD91形を母体に して開発された軸配置B-1-B型1820馬力の亜幹線用機関車 であり、山陰線を中心に西日本地域で運用された。 西独との技術提携で製作され、Maybach製エンジンとMekydro 製液体変速機の組み合わせを採用し、純国産のDD51形とは 一線を画した箱形ヨ−ロピアンスタイルで魅了した。 しかし、技術が成熟しなかったためか故障が相次ぎ、「悲運の 機関車」と呼ばれ、'79年(昭和54年)頃には姿を消してしまっ たのが残念でならない。 33号機が、大阪弁天町の交通科学博物館に静態保存された 後、現在は京都鉄道博物館に移されて保存展示されている。 ← '71-7-19 長谷 播但線 21号機+C57 93号機 |