国鉄・711系電車

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'90-8-3 白石

'90-8-4 稲穂

'90-8-4 手稲

'94-10-2 滝川

 


'85-8-3 札幌

 
 711系は在来線初の交流専用電車であり、北海道初
 の小樽-滝川間電化開業に合わせ'68年に登場した。
 サイリスタ位相制御による連続制御を初めて採用した
 のが特長であり、直流電車や交直流電車が抵抗制御
 を、交流専用の新幹線が変圧器タップ制御を採用して
 いたのに較べて粘着性能とメンテナンス性を改善した。

 北海道の車両に見られる様に高さの低い一段上昇式
 二重窓を装備した両端デッキ付き2扉の1M車で、耐寒
 耐雪仕様が各所に見られた。また、近郊形電車である
 が急行形に準じたクロスシートの室内で、「かむい」等
 急行運用に供されたのが懐かしい。

 老朽化に伴い721系等の後継車に道を譲り、'15年3月
 には全車廃車となった。