国鉄・117系 "新快速"電車
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117系は、京阪神地区での東海道・山陽線で運行される 特別料金不要の最速列車"新快速"として、113系や153 系の跡を継ぎ'80年より導入された。 近郊形を基本としつつも、2扉オール転換クロスシートの 車内設備に、流線形の正面非貫通構造を採用した。戦前 の急電52系を髣髴させるクリームとマルーンのツートンカラー で颯爽と登場し、「シティーライナー」という愛称で新快速の 増発と運転区間延長等、輸送改善に貢献した。 最高速度向上に対応出来ないため、'91年からは新快速 での運用は次第に縮小し、'99年には223系に道を譲った。 現在でも京都、岡山、和歌山等の各地区でローカル運用 に健在であるが、上記には新快速として京阪神間で活躍 中であった頃の姿を紹介する。 |