鹿児島本線・南福岡・88年2月
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JR九州発足後から丁度1年程度経過した'88年2月の 南福岡の様子を紹介する。南福岡駅には南福岡電車 区が隣接し、特急電車から近郊電車まで多数の車両 が配置され、JR九州最大の車両基地である。 クリームに青帯の新塗装の415系が常磐線から転属して 来て以降、JR九州の近郊電車もそれに類似の塗装色 に変更され、旧国鉄色は姿を消していた。 また、寝台特急車581系改造の715系も含め、都市圏 を結ぶ電車の愛称として全編成に「タウンシャトル」の ヘッドマークが取り付けられていた。 JR九州初の新形式車として783系が登場し、第一編成 が試運転を開始したのもこの日であった。短編成運用 を考慮しデッキと乗降用扉を車体中央部に配した構造 が斬新であり、大きな窓と相まって「ハイパーサルーン」 の愛称に相応しい期待の新車であった。 |