国鉄・加古川線
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国鉄末期の頃の加古川線を紹介する。加古川線は、兵庫県南部に 位置する東播磨の中心地加古川から北へ向かい、幾つかの支線を 分岐しながら福知山線と連絡する谷川へと至る非電化線であった。 厄神では三木線、粟生では北条線と神戸電鉄・粟生線に連絡し、 更には野村(現 西脇市駅)で鍛冶屋線に接続していた。殆どの列車 が鍛冶屋線の西脇、或いは鍛冶屋まで直通し、終点の谷川へ行く には野村にて乗り換えを必要としていた。 この当時は、主としてタラコ色のキハ20系+キハ35系の2連が運転 されており、加古川からそのまま高砂線に乗り入れる運用もあった。 粟生では上下列車が交換すると同時に北条線や粟生線とも連絡 して、ホームはひと時の賑わいを見せていた。 ← '84-6-7 粟生 キハ20+キハ36 |