秋田内陸縦貫鉄道
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秋田内陸縦貫鉄道は、林業で名高い奥羽線鷹巣 とシダレ桜の咲く小京都として人気のある田沢湖線 角館とを結ぶ、94.2kmの長大路線である。 '86年に国鉄阿仁合線と角館線を引継ぎ、キハ22形 を借用して第三セクターとして運営を開始した。 '89年には、国鉄時代に工事が凍結されていた鷹角 線の一部区間である比立内〜松葉間を建設して、 漸く悲願の本格的開業となった。 普通列車にはワンマン設備を備えたAN-8800形が、 急行「もりよし」号には自販機やサロンスペースを 設置したAN-8900形が、運用に就く。 女性運転士によるパノラマカーに揺られながら、 秋田杉の美林で名高いマタギの里を眺めつつ大型 ソファーでくつろいだのが想い出される。 |