札幌市交通局
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日本最北の路面電車である札幌市電は、'71年の地下鉄 南北線開業、'72年の冬季オリンピック開催を機に路線は 順次縮小され、現在は8.5km長、1系統を残すのみである。 かつては数多くの連接車やディーゼルカーを有していたが、 '58年登場の330形以降は正面一枚窓で卵形車体断面を 持つ札幌標準タイプが主流となり、単車などの機器流用車 も全て同様形状の210〜250形に生まれ変わった。 路面電車と地下鉄が共存して補間し合うのが札幌の特徴 であり、'85年以降は8500形インバータ車が導入され、路線 延伸計画も検討されるなど、今後も積極的な活用が期待 される。 (注:'15年にはすすきの〜西四丁目間がサイドリザベーション 方式により延長開業し、ループ運転化が実現しました。) |