営団地下鉄・6000系
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営団地下鉄(現東京メトロ)6000系は、'68年に試作車 を登場させ'71年から千代田線で華々しく営業開始した 日本初の回生制動付き電機子チョッパ制御車両である。 アルミ合金車体に左右非対称の前面形状、電気指令 式ブレ−キ等、新技術を惜しみなく投入し、技術的には 革新的な車両であった。 その省エネルギー効果はトンネル内の温度上昇抑制 に寄与して、地下鉄車両への冷房装置搭載に貢献し、 高粘着によるM車比率の低減も図れ、7000系や8000 系と共に電機子チョッパ制御車の全盛期を支えた。 試作車から量産車まで20年以上に亘り増備が続いた のも特記すべきで、GTOチョッパに制御器更新されたり、 VVVFインバータに換装された編成も多く、その大半は インドネシアのジャカルタ首都圏で現在も健在なのが 喜ばしい。 |