国鉄・DD54形ディーゼル機関車

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'70-5-23 川西池田
福知山線 13号機

'71-7-19 和田山
山陰線 21号機

'71-9-24 布原(信)
伯備線 33号機+C58 199

'74-5-16 大阪
福知山線 24号機




'71-7-19 長谷 播但線
21号機+C57 93号機



DD54形ディーゼル機関車は、借入機関車DD91形を母体にして開発された軸配置B-1-B型1820馬力の亜幹線用機関車であり、山陰線を中心に西日本地域で運用された。

西独との技術提携で製作され、Maybach製エンジンとMekydro製液体変速機の組み合わせを採用し、純国産のDD51形とは一線を画した箱形ヨ−ロピアンスタイルで魅了した。
しかし、技術が成熟しなかったためか故障が相次ぎ、「悲運の機関車」と呼ばれ、'79年(昭和54年)頃には姿を消してしまったのが残念でならない。

33号機が、大阪弁天町の交通科学博物館に静態保存された後、現在は京都鉄道博物館に移されて保存展示されている。