国鉄・80系電車
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80形電車は、中距離列車の電車化を目的として'50年に東海道本線東京〜沼津・伊東間に投入され”湘南形”の愛称で親しまれた。 客車的要素を多く採り入れ、両端出入口構造の車体、中間電動車の採用、長距離・通勤両用のクロス・ロングシート配置、正面非貫通の全室運転台が特徴であった。本方式は特急形電車から更に新幹線電車へと発展し、我が国が世界へ誇る電車王国となる基礎を築いた。 '70年代中頃まで東海道・山陽筋では何処でも出会う事が出来たが、'77〜'78年にかけて大量に新性能車への置換えが進んだ。残った全金属製300番代は'78年に飯田線に集められ、'83年2月の全廃まで最後の活躍をした。 |
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