筑豊本線・冷水峠

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'71-3-25 筑前山家〜筑前内野
723レ D50 205号機

'71-3-25 筑前山家〜筑前内野
721レ D60 52号機

'71-3-25 筑前山家〜筑前内野
728レ C55 53号機

'71-3-25 筑前山家〜筑前内野
1732レ D60 52号機




'71-3-25 筑前山家〜筑前内野
2764レ D50 205号機



筑豊本線は、かつては石炭の積み出し港若松と筑豊炭田の中心直方、飯塚を結ぶ鉄道として明治20年代に開通し、その後鹿児島本線の原田まで結ばれた幹線であった。

筑前内野〜筑前山家間には25‰が連続して、古豪D50やD60が奮闘していた。上に紹介した'71年当時も現在と同様に運行は篠栗線直通系統の方が圧倒的に多く、この区間の本数は殆ど変わっていないが、優等列車としてDC特急の”かもめ”が走っていたのが思い出される。

この日は、明け方前の一番列車で筑前山家駅に降り立ったものの撮影地も判らず、黙々と峠を目指し夜道を歩く十数人の同好の志の後を付いて行くだけだった。その内に一人抜け二人抜けして、遂に私一人となって彷徨った時は心細かった。
当時200円だった幕の内弁当を食べながらC55を待っていたのが懐かしい。