国鉄・9600形蒸気機関車(直方機関区72年7月)
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9600形蒸機は本格的な国産の貨物用SLで、770両が製造された。高性能で使い易いため全国各地で使用され、国鉄では最後まで稼動した蒸気機関車であり、「キューロク」の愛称で親しまれた。 '72年夏の九州SL撮影行で折尾〜中間間で撮った後、乗り潰しも兼ねて直方まで行き、駅構内に併設された直方機関区を暫し眺め入った。 此処は筑豊本線を初め筑豊線区の中核をなす機関区で、当時は9600形8両、D51形3両、D60形1両、C11形1両が配属されていた。炭鉱も斜陽化となり、主力はDD51形に移りつつあったが、噴煙が濛々と漂う構内は忘れがたい。 |
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