梅小路蒸気機関車館開館・72年10月
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鉄道100年記念事業の一つとして蒸気機関車の動態保存が計画され、歴史的価値のある代表的な16形式17機種(その後C62 1号機が追加)を全国から集めて、梅小路機関区で公開する事に決定された。C51 239は新潟鉄道学園に展示されていた車両を復元し、C53 45は大阪交通科学館に保存中の車両を移設するなど、'72年10月10日にオープンとなった。 当時のF誌の記事では初日の入場者数はSLブームを反映して11,965人と大変なにぎわいだったそうだが、私が中間テストを終えて10月28日(土曜)の午後に訪れた頃は、もう比較的閑散としていた。京都駅から市電に揺られて辿り着き、憧れのスワローエンゼルと対面出来たが、当日の展示運転は午前中にでも終了してしまったのか、火を落とした黒い塊がただ扇形庫に並んでいるだけで、少々期待外れの感がした。 最近でもちびっ子ファンが朝早くから集い、乗客が定員になり次第構内運転が随時運行されるといった盛況振りである。 |