大阪市交通局・60系
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大阪市交60系は阪急との相互直通用に造られた 堺筋線専用車で、登場時は万博輸送に活躍した。 アルミの軽量車体にエンジ色のカラーアルマイトを 正面下部に取り付けた外観デザインは当時として は斬新で、'70年のローレル賞を受賞した。 大阪市交としては初めてDC1500V用で空気バネ 台車、静止型電源(SIV)、ヒータを装備した画期 的な車両であったが、FRP材にレザー張りの硬い 座席だけは不評だったため、後にモケットに変更 された。新造車は製作させず、一部の車種改造と 組み替えによって6連化、8連化された。 66系の登場により一部の編成は冷房化される事 無く廃車となり、更に66系増備に伴い'03年には 全車姿を消した。 |