国鉄・キハ17系気動車
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キハ17系は、液体式変速機を量産実用化し、その後に登場した 系列も含めて編成総括制御を可能とした、我が国の気動車普及 の緒となった国鉄を代表する一般用気動車である。 何故か近年は「キハ17系」では無くて "キハ10系" と広く称される 様になったが、キハ17形はこのグループの最大両数を誇る形式で あり、旧型式称号もこのキハ45000形をトップとする基幹形式で あったので、やはり "キハ17系" と呼ぶ方がしっくりする。 但し、その後の近郊形気動車に較べて狭い車内に加え、背ずり が低く簡易で粗末なクロスシートを備えており、お世辞にも良好 な乗り心地とは言えなかった。同じ編成内にキハ20系やキハ45 系が繋がっておれば、好んでその車両を選んで乗ったものである。 (他の一般形気動車については下記アルバムをご覧下さい) "国鉄・キハ20系気動車" "国鉄・キハ45系気動車" |