国鉄・381系特急電車(紀勢本線・特急くろしお)

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'82-12-11 御坊

'83-6-6 東岸和田

'86-10-5 御坊

'86-10-5 白浜

 


'86-10-4 天王寺

(381系"しなの"は下記をご覧下さい)
"国鉄・381系(特急しなの)"


381系は国鉄が開発した振子式直流特急電車である。
'73年の中央西線電化時に特急"しなの"として登場したのに引き続き、'78年には紀勢線新宮電化時に特急"くろしお"に投入され、それまでのキハ80系による気動車特急を置き換えた。

振り子機能を発揮して曲線区間を高速で通過可能なので、南紀方面への観光の際はそれまでよりかなり早くなったと実感したものである。
最盛期は15往復に加え、アコモ改造編成による「スーパーくろしお」も運行されたが、287系等の後継車両に引き継がれ、381系は'15年までにくろしお運用からは離脱した。

なお、福知山線に転出していた381系も紀勢線とほぼ同じくして廃車となり、これで定期運用の国鉄色特急電車は全て消滅した。
381系としては唯一運用が残っていた伯備線系統の"やくも"も、'24年には終了した。