国鉄・DF50形ディーゼル機関車(西日本線区)

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'75-3-19 紀勢線 和歌山
14号機

'71-1-3 関西線 奈良
7号機

'75-12-25 山陰線 綾部
571号機

'74-11-23 紀勢線 多気
4号機




'70-12-25 山陰線 松江 541号機

(日豊線での様子は下記をご覧下さい)
"DF50形ディーゼル機関車(日豊線)"


DF50形ディーゼル機関車は、亜幹線の無煙化促進のため、'57年から投入された電気式DLで、ディーゼル発電機が異なる0番台(Sulzer製)と500番台(Man製)が製造された。
トンネルの多い亜幹線として紀勢、山陰、土讃、日豊等各線で活躍し、スマートな箱型スタイルで魅了した。

試作車である1〜7号機は、量産車に比べて正面窓が大きく、前照灯も上方に飛び出しており、前部屋根のRが丸みを帯びていた事が、上記の画像からも伺える。

主電動機出力は100kW×6軸と電車並みであり、牽引性能は非力でC58、C57クラスにしか過ぎなかった。
次第に主流は電気式に比べ軽量、安価なDD51形等の液体式DLに移行し、'70年代後半から廃車が始まり、四国地域を除いて'80年には運用が消滅した。