国鉄・DF50形ディーゼル機関車(日豊本線72年7月)

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'72-7-26 日向沓掛〜田野
544号機 24レ ”彗星2号”

'72-7-27 田野〜門石(信)
8レ ”富士”

'72-7-27 田野〜門石(信)
532号機 1212レ ”日南1号”

'72-7-27 南宮崎〜宮崎
24レ "彗星2号”




'72-7-26 日向沓掛〜田野
554号機 1211レ ”日南3号”



DF50形DLは'57年に登場した亜幹線用客貨両用機関車で、DD50形に引き続いて製作された我が国唯一量産された電気式ディーゼル機関車であった。軸重軽減と急曲線通過のためB-B-B方式軸配置を初めて採用し、我が国の路線条件に適合した標準台車方式として確立し今日に至っている。

上記に紹介する写真は'72年夏のSL撮影の合間に撮ったものであるが、日豊本線ではディーゼル機関にMAN型を搭載した500番台が集中投入され、「彗星」や「富士」等の優等列車を中心に運用されていた。

電気式DLは動力近代化の初期に登場し、北海道を除くほぼ全国で無煙化に貢献したが、より安価で高出力で保守容易な液体式にその主役の座を徐々に奪われていった。

(西日本線区での活躍の様子とC57形SLは下記をご覧下さい)
 "国鉄・DF50形ディーゼル機関車(西日本線区)"
 "国鉄・C57形蒸気機関車(日豊線田野72年7月)"