国鉄・72系通勤電車(東海道山陽緩行線)

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'71-9-11 西ノ宮〜芦屋

'71-9-11 西ノ宮〜芦屋

'71-9-27 西ノ宮〜芦屋

'71-9-27 西ノ宮〜芦屋

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'71-12-18 摂津本山〜住吉

'71-12-17 垂水〜舞子

'71-12-17 垂水〜舞子

'75-5-24 京都




'71-9-27 西ノ宮〜芦屋

(首都圏の72系は下記をご覧下さい)
"72系通勤電車(首都圏の国電)"


東海道山陽緩行線は、複々線区間に各停、即ち"緩行電車"が運転される京都から西明石までの区間の通称であり、「大阪緩行線」とか「京阪神緩行線」と呼ばれる事もあった。
上記に紹介する'70年代は、一部103系が導入され始めたものの未だ未だ72系の天下であった。なお、大概の編成には3扉クロス車である51系が7両編成中2〜3両組み込まれていた。

この区間には並行する私鉄路線が多く、私の地元である阪神間ではデータイムの各停に関しては、阪急:10分ヘッド、阪神:12分ヘッド、国鉄:15分ヘッドと、旅客サービスには各段の差がついていた。
運用される車両も、100%高性能化を実現していた阪神は元より、阪急も加減速性能が良くて乗心地抜群の車両が大半を占めており、利用者の立場からすれば 「国鉄はこんな前近代的な車両を何時まで使い続けるのだろうか?」 というのが正直な疑問であった。

72系は粗製乱造というイメージが強いが、財政が苦しい上に労働組合との対応に苦慮し、新形式車の導入もままならない国鉄のラッシュ時輸送を陰で支えた功労者なのかも知れない。