国鉄・103系通勤電車(大阪環状線)
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'02-3-24 野田 クハ103-198 他8連 |
国鉄通勤形電車の決定版である103系直流電車は、 国鉄初の新性能電車であった101系とほぼ同一外観 で、非貫通運転台の切妻型先頭車を配し、両開き 4扉の20m車体であった。 オールM編成を指向した101系に対し電動機出力を 増強しM車比率を低減して、最初は山手線に投入 されたのを初め総計3400両以上も製造され、我が国 の都市圏通勤輸送に大いに貢献した。 大阪環状線へは'69年から導入され、長らく大阪の顔 としてオレンジバーミリオンの一色塗装で活躍した。 老朽化、並びに環状線運用車両を3扉車へ統一する ため、323系の増備と共に'17年までに運用終了した。 |