営団地下鉄・3000系
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営団地下鉄(現東京メトロ)3000系は、日比谷線開業の'63年に登場した営団としては初のDC1500V饋電、1067mm軌間、架空線式車両である。 日比谷線は東武伊勢崎線と東急東横線とを相互乗り入れする運用形態で、地下鉄と郊外私鉄との3線直通運転を実現し、今日の首都圏に於ける広域交通網の礎を築いた。東武側は東武動物公園まで、東急側は菊名まで乗り入れ、その活躍の場は広い。 スキンステンレス車体により無塗装化を図り、MM'2両1ユニット制御方式、全電動車方式や、超多段バーニア制御、高周波式ATC装置の採用、更にはATO運転の実用試験成功など、特筆すべき特徴が多い。 曲面ガラスを使用した美しい半流線型で魅了したが、03系の増備に伴い'89年から'94年にかけて引退した。 その内、37両は長野電鉄に譲渡され、3500・3600系として活躍していたが、'23年には惜しまれて全廃となった。 (千代田線用6000系は下記をご覧下さい) "営団地下鉄・6000系" |
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