国鉄・715系交流近郊形電車(581/583系改造車)

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'88-2-27 南福岡
715系 クハ715形0番台

'88-2-26 南福岡電車区
715系 クハ714形0番台

'91-10-17 福島
715系 クハ715形1000番台

'87-4-4 石越
715系 クハ715形1000番台

 


'88-2-26 南福岡電車区 415系/715系/415系

(改造前後は下記をご覧下さい)
"国鉄・581/583系特急電車"
"国鉄・419系交直流近郊形電車"


輸送体系の変化に伴い大幅な余剰車の出た交直両用寝台電車581・583系を短編成近郊形に改造して、交流区間専用車として生まれたのが715系であった。
'84年2月には長崎・佐世保線向けに「715系0番台」が、'85年3月には東北線仙台地区向けに「715系1000番台」が投入され、地方都市圏列車の電車化と高頻度運転化に貢献した。

一部ロングシート化された部分はあるものの、改造は最小限に簡略化されているので、車内では寝台車の名残が多く見られ、切妻形の先頭車改造車は重厚な感じがする。

昼夜兼行の寝台特急運用で酷使されたため、改造時には既に残存寿命は少なく、0番台、1000番台共に'98年までに全車廃車となった。