国鉄・ED76形 交流電気機関車
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ED76形ELは、ED75をベースに'65年から製造された 交流電気機関車で、九州の標準機として旅客用並び に貨物用に活躍した。 山陽夜行で関門トンネルを抜け、門司か小倉でこの 赤いカマの出迎えを受ける度に、遥々九州まで辿り 着いたと実感したものである。 制御方式はED75と同様のタップ間電圧制御で、蒸気 暖房装置を増設するため追加された中間台車に対し、 空気バネ圧を加減する事で軸重を調整して、ローカル 線でも走行可能とした事が特長である。 九州全域で広く運用されたが、ブルートレインや貨物 輸送の減少から、残る稼働両数は僅かとなっている。 (他の交流機に関しては下記アルバムをご覧下さい) "国鉄・EF70形交流電気機関車" "国鉄・ED75形交流電気機関車" |