国鉄・EF70形 交流電気機関車

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'74-8-18 福井
19号機

'75-11-5 小松
41号機

'76-8-24 糸魚川
41号機

'76/8/24 糸魚川
77号機/41号機

 


'82-7-31 熊本 81号機

(他の交流機は以下のアルバムをご覧下さい)
"国鉄・ED75形交流電気機関車"
"国鉄・ED76形交流電気機関車"


 EF70形ELは北陸線の田村〜糸魚川間専用の60Hz用
 交流機で、客貨両用で活躍した。また、大容量シリコン
 (ダイオード)整流器を初めて採用した機種であった。

 交流機としては初の6軸F型機であり、大容量のため
 変圧器タップ制御は高圧側タップを採用し、ダイオード
 方式なのでタップ間連続位相制御は出来ず、言わば
 直流機の抵抗制御の様な進段制御となった。
 従い、以前の交流機が水銀整流器の格子制御で実現
 した様な高い粘着性能は発揮出来ない方式であった。

 水銀整流器とサイリスタ整流器との端境期に誕生した
 中途半端な機種であり、後に登場した交直両用のEF81
 形の進出で余剰気味となった。一部は鹿児島線に転出
 したものの、JR各社には引き継がれず短命に終わった。