国鉄・ED75形 交流電気機関車

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'82-5-1 秋田
781号機

'93-4-6 院内
756号機

'93-4-4 秋田
723号機

'87-4-4 槻木
707号機

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'78-8-26 盛岡
5号機

'78-8-21 福島
1004号機

'82-5-5 福島
27号機

'03-4-7 岩切
113号機




'93-4-6 院内 775号機

(他の交流機は下記をご覧下さい)
"国鉄・EF70形交流電気機関車"
"国鉄・ED76形交流電気機関車"
"国鉄・ED79形交流電気機関車"


ED75は'63年から300両を超えて製造された汎用機であり、貨物から20系を含む客車列車の牽引まで、主に東北地方の全域で幅広く活躍した。
東北線・常磐線向けの0番台、奥羽線・羽越線用で後に一部は青函用ED79に改造された700番台、更には高速貨車や20系客車牽引対応の1000番台等に区分される。

高耐圧・大電流のサイリスタが開発されてサイリスタ位相制御が実用化される以前の段階であり、主回路には主変圧器の低圧側タップ間電圧の磁器増幅器による連続電圧制御とダイオード整流器とを併用して採用したので、それより前の世代の水銀整流器を用いた格子制御方式機関車(ED71やED72等)と同等の高粘着特性を発揮したのが、技術的な大きな特徴であった。

700番台の一部は、磁気増幅器をサイリスタ整流器に置き換えたり回生制動制御も追加されED79に生まれ変わったが、既に該当機は全車廃車され、旅客列車の電車化や貨物輸送の衰退に伴い廃車が進んだ。現在はJR東日本所属機のみが僅かに工臨用に残っているに過ぎない。