東海道本線・西ノ宮・72年−旅客列車
画像をクリックして拡大写真をご覧下さい。
|
家から自転車に乗って10分程で東海道線の線路端に行けるので、良く撮影に出かけた。上記には鉄道100年に沸く'72年の様子を紹介する。 3月の山陽新幹線岡山開業以降は、原則としてこの区間を走る昼行優等列車は廃止された。走るのは各停の72系/103系と快速の113系ばかりとなり、15分ヘッドに大増発され装いも新たに登場した新快速153系"ブルーライナー"だけが注目を集めた。 梅小路にやって来たC62 2号機が久し振りに東海道山陽線を記念列車として走ったのが、10月22日であった。丁度SLブームと相まって沿線至る所にマニアがカメラの放列を敷いていたが、一般の人々も見学に大勢繰り出していた。 SL運転はこの後、京都〜姫路間を走る白鷺号などとして時折運行されていたが、沿線の熱中振りはもの凄く、遂に'76年9月4日の京阪100年号の人身事故を契機に中止されてしまったのは残念である。 |